【GTC】少し下火になってきたからこそボロス考察【リミテッド】
2013年2月25日 TCG全般各所でオルゾフやディミーアの強さが露見してき、ボロスは下火になりつつあると聞いた。
この週末のシールド&ドラフトで両方ともボロスになったので、少し考察してみよう。
初めに、以下のリンクはボロスの記事について。
【戦略記事】ポール・リーツェルのボロス・ドラフト
http://coverage.mtg-jp.com/ptgtc/article/011967/
これを見るとリーツェルの中ではドムリ<強盗のようだ(粉蜜柑
冗談は置いといて、ボロスは2つに分類することが出来る。
白軸のボロスと、赤軸のボロスのこと。 要はどっちの住人を取るかってこと。
宮廷通りの住人から白の生物で道を開けつつ、どっしりとした戦いが可能。特に騎士の見張りとの相性は凄まじい。アンコまで行くと、都邑の庇護者も候補に挙がる。
航行隊の猛士はサイズが非常に優秀だし、天使の布告のような確定除去も弱いわけがない。
また、アンコの3枚のカードはフィニッシュブローとしては十分な性能。
問題があるとすれば、4-6マナ域がある程度増えることになるから、マナカーブに注意したい。
一方で赤軸は白と比較すると単体が強いのが特徴。とりわけ、くすぶり獣と戦心の歩兵はこの環境にあるまじき大きさ。相手は対処するのも一苦労だと思う。
鋳造所通りの住人は2-3T目に2/1になって殴れるのなら、採用する勝ちはあると思う。1マナ域の生物が4-6点も削れたら、十分な仕事をしてると思う。
ダブシンの火力を楽に運用出来るものメリット。大規模な奇襲はリーツェルの言う通り不安定な性能だけど、どの道大隊を考慮するならある程度の頭数は残るはず。
ここで、個人的には赤軸ボロスが好ましい…というか、このギルドの利点を活かすと赤軸になると考えてる。
ボロスを選択する大前提として、高速ビートダウンが可能なこと。2マナ域の優秀な生物から流れるように展開するのが理想。
となると、2-3マナ域の生物が優先してピックされるのは言うまでもないだろう。
プールを見ればわかるが、これに4マナ域の生物を足しても赤の生物の方がボロスに適している可能性が高い。
前述の通り、くすぶり獣と戦心の歩兵はマナ域的に規格外のサイズ。ここに装甲輸送機を足すことで3マナ域のアタッカーがほぼ確定してしまう。
更に、これらの"やられにくい生物"を用いることで大規模な奇襲も使いやすくなる。そう、赤ばっかだ。
恐らく例外があるとすれば、宮廷通りの住人が沢山集まった場合だと思う。2枚ならまだしも、3枚集まると場に2体いることも割とあるので、騎士の見張りなどを使わなくても攻め続けれるから。
要は、宮廷通りの住人が単体でマナ域通りの仕事をしないスペックなのが個人的に好きではないのだと思う。後続しっかり出せれば強いとは言うが、ドラフトもシールドもそんな都合のいい展開なんて早々ないでしょ。
リーツェルの記事に書いてるTOP5カードはその通りでいいと思う。その下を考慮するなら
『くすぶり獣』『戦心の歩兵』『突撃するグリフィン』辺りが強いかなぁ。
フライヤーはこの環境とまらんから正義。もし空騎士の軍団兵やグリフィン(ガーゴイルでもその価値はある)が場にいれば、相手のフライヤーを突破するために1枚バットリを使ってもいいと思う。
この色のバットリなら『軍部の栄光』が使える範囲が広くてベターだと思うが、上を突破するだけであれば『天駆ける進撃』でも問題ない。フライヤーは基本的にタフ3が限界だから、3/3を作ってしまえば大体は突破出来ると思う。湧血でも問題ない。
また、『暴動用具』はこの要件に関しては最高の回答だと思う。2/2飛行が3/4飛行になるだけで、どれほど止まりにくいだろうか。少しテンポ面でのロスがあるが、膠着状態の打開にも繋がるから1枚あって損はないと思う。
…『空隠しの杖』はシチュエーションが限定的過ぎるので流石になしの方向で。
というわけで、実践編。まずはシールドから。
特に中盤の生物は赤ばかり。赤の生物は13体だから、鋳造所通りの住人もしっかり仕事する構成となってる。
後はスペルが強かった。ボロスの魔除けが2枚あると色んなゴリ押しパターンがあってヤバい。強請と合わせて5点火力とか、焦土歩きと合わせて1ショットキルとかやった。
結果は3-0。というか、ゲームカウント6-0とパーフェクト。
次にドラフト。
少し生物が少ないが、くすぶり獣3枚とギルドメイジ2枚で長く戦うことは可能。
強打や正義の矢が入ってるのは、最初はオルゾフを狙ってたため。この辺はドラフトならではのデッキ構成だと思う。
とはいえ、徴税理事が2枚あるから土地は8枚8枚でも良かったかもしれん。
結果は2-1。負けたマッチはボロス同型対決で、どちらも先手ダブマリで物量差で負け。
それ以外はゲームカウント4-0とパーフェクトでした。
とりあえず、『くすぶり獣』と『戦心の歩兵』の強さに痛感した週末やった。
この辺をとりあえずかき集めて、卓の流れでボロス行くかグルール行くか決めるってのは1つのプランとしては十二分だと思う。
この週末のシールド&ドラフトで両方ともボロスになったので、少し考察してみよう。
初めに、以下のリンクはボロスの記事について。
【戦略記事】ポール・リーツェルのボロス・ドラフト
http://coverage.mtg-jp.com/ptgtc/article/011967/
これを見るとリーツェルの中ではドムリ<強盗のようだ(粉蜜柑
冗談は置いといて、ボロスは2つに分類することが出来る。
白軸のボロスと、赤軸のボロスのこと。 要はどっちの住人を取るかってこと。
白軸ボロスの候補
・宮廷通りの住人
・騎士の見張り
・航行隊の猛士
・天使の布告
・聖なるマントル
・正義の突撃
・オルゾヴァの贈り物
・徴税理事(強請)
宮廷通りの住人から白の生物で道を開けつつ、どっしりとした戦いが可能。特に騎士の見張りとの相性は凄まじい。アンコまで行くと、都邑の庇護者も候補に挙がる。
航行隊の猛士はサイズが非常に優秀だし、天使の布告のような確定除去も弱いわけがない。
また、アンコの3枚のカードはフィニッシュブローとしては十分な性能。
問題があるとすれば、4-6マナ域がある程度増えることになるから、マナカーブに注意したい。
赤軸ボロスの候補
・鋳造所通りの住人
・くすぶり獣
・戦心の歩兵
・大規模な奇襲
・誘導稲妻
・ヴィーアシーノの軸尾
一方で赤軸は白と比較すると単体が強いのが特徴。とりわけ、くすぶり獣と戦心の歩兵はこの環境にあるまじき大きさ。相手は対処するのも一苦労だと思う。
鋳造所通りの住人は2-3T目に2/1になって殴れるのなら、採用する勝ちはあると思う。1マナ域の生物が4-6点も削れたら、十分な仕事をしてると思う。
ダブシンの火力を楽に運用出来るものメリット。大規模な奇襲はリーツェルの言う通り不安定な性能だけど、どの道大隊を考慮するならある程度の頭数は残るはず。
ここで、個人的には赤軸ボロスが好ましい…というか、このギルドの利点を活かすと赤軸になると考えてる。
ボロスを選択する大前提として、高速ビートダウンが可能なこと。2マナ域の優秀な生物から流れるように展開するのが理想。
となると、2-3マナ域の生物が優先してピックされるのは言うまでもないだろう。
プールを見ればわかるが、これに4マナ域の生物を足しても赤の生物の方がボロスに適している可能性が高い。
前述の通り、くすぶり獣と戦心の歩兵はマナ域的に規格外のサイズ。ここに装甲輸送機を足すことで3マナ域のアタッカーがほぼ確定してしまう。
更に、これらの"やられにくい生物"を用いることで大規模な奇襲も使いやすくなる。そう、赤ばっかだ。
恐らく例外があるとすれば、宮廷通りの住人が沢山集まった場合だと思う。2枚ならまだしも、3枚集まると場に2体いることも割とあるので、騎士の見張りなどを使わなくても攻め続けれるから。
要は、宮廷通りの住人が単体でマナ域通りの仕事をしないスペックなのが個人的に好きではないのだと思う。後続しっかり出せれば強いとは言うが、ドラフトもシールドもそんな都合のいい展開なんて早々ないでしょ。
リーツェルの記事に書いてるTOP5カードはその通りでいいと思う。その下を考慮するなら
『くすぶり獣』『戦心の歩兵』『突撃するグリフィン』辺りが強いかなぁ。
フライヤーはこの環境とまらんから正義。もし空騎士の軍団兵やグリフィン(ガーゴイルでもその価値はある)が場にいれば、相手のフライヤーを突破するために1枚バットリを使ってもいいと思う。
この色のバットリなら『軍部の栄光』が使える範囲が広くてベターだと思うが、上を突破するだけであれば『天駆ける進撃』でも問題ない。フライヤーは基本的にタフ3が限界だから、3/3を作ってしまえば大体は突破出来ると思う。湧血でも問題ない。
また、『暴動用具』はこの要件に関しては最高の回答だと思う。2/2飛行が3/4飛行になるだけで、どれほど止まりにくいだろうか。少しテンポ面でのロスがあるが、膠着状態の打開にも繋がるから1枚あって損はないと思う。
…『空隠しの杖』はシチュエーションが限定的過ぎるので流石になしの方向で。
というわけで、実践編。まずはシールドから。
2 鋳造所通りの住人
1 果敢なスカイジェク
1 徴税理事
1 皮印のゴブリン
1 炎樹族の使者
2 ウォジェクの矛槍兵
1 戦心の歩兵
2 くすぶり獣
1 装甲輸送機
1 空騎士の軍団兵
1 焦土歩き
1 千年王国のガーゴイル
1 ヴィーアシーノの軸尾
1 火花の強兵
2 ボロスの魔除け
1 闘技
1 軍部の栄光
1 正義の突撃
1 反逆の行動
1 聖なるマントル
8 平地
8 山
特に中盤の生物は赤ばかり。赤の生物は13体だから、鋳造所通りの住人もしっかり仕事する構成となってる。
後はスペルが強かった。ボロスの魔除けが2枚あると色んなゴリ押しパターンがあってヤバい。強請と合わせて5点火力とか、焦土歩きと合わせて1ショットキルとかやった。
結果は3-0。というか、ゲームカウント6-0とパーフェクト。
次にドラフト。
1 ボロスの精鋭
1 鋳造所通りの住人
2 徴税理事
1 爆弾部隊
1 果敢なスカイジェク
2 サンホームのギルド魔道士
1 装甲輸送機
3 くすぶり獣
1 戦心の歩兵
1 空騎士の軍団兵
1 突撃するグリフィン
1 強盗
1 強打
1 向こう見ずな技術
1 暴動用具
1 天駆ける進撃
1 正義の矢
2 大規模な襲撃
1 反逆の行動
7 平地
9 山
少し生物が少ないが、くすぶり獣3枚とギルドメイジ2枚で長く戦うことは可能。
強打や正義の矢が入ってるのは、最初はオルゾフを狙ってたため。この辺はドラフトならではのデッキ構成だと思う。
とはいえ、徴税理事が2枚あるから土地は8枚8枚でも良かったかもしれん。
結果は2-1。負けたマッチはボロス同型対決で、どちらも先手ダブマリで物量差で負け。
それ以外はゲームカウント4-0とパーフェクトでした。
とりあえず、『くすぶり獣』と『戦心の歩兵』の強さに痛感した週末やった。
この辺をとりあえずかき集めて、卓の流れでボロス行くかグルール行くか決めるってのは1つのプランとしては十二分だと思う。
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